荒川と中川という二大河川が並走する江戸川区のメジャースポット、「平井運動公園(平井大橋周辺)」。
広大な河川敷は開放感があり、シーバス(スズキ)、うなぎ、テナガエビ、ハゼなど、季節ごとに様々な魚が狙える釣り人の楽園です。
しかし、車で訪れる際に一番のネックとなるのが「駐車場」です。
この記事では、平井大橋周辺でのターゲット別攻略法、ウェーディングの注意点、そして駐車場の利用ルールについて詳しく解説します。
この記事のポイント
- 駐車場:公園駐車場はあるが「土日祝のみ」等の制限に注意
- シーバス:「平井大橋」の明暗とバチ抜けが熱い
- うなぎ:夕方からの「ぶっこみ釣り」で良型が出る
- 注意点:ウェーディングはエイと深みに要注意
平井運動公園の駐車場事情
車で釣行する方にとって最も重要な情報です。
荒川グラウンド駐車場(平井運動公園)
河川敷内にある駐車場ですが、利用には制限があります。
- 利用可能日:基本的に土日祝日のみ開放されています(平日は閉鎖されていることが多いです)。
- 利用時間:季節によりますが、早朝から夕方(17:00〜18:00頃)まで。夜間の利用はできません。
- 料金:有料(例:最初の2時間まで定額など)。
夜釣りをする場合:
公園の駐車場は閉まってしまうため、平井駅周辺や蔵前橋通り沿いの近隣コインパーキングを利用し、そこから土手まで歩く(または折りたたみ自転車)のが基本スタイルです。
シーバス攻略:平井大橋&中川合流
このエリアは、荒川本流と中川が合流・分岐する複雑な地形で、シーバスの魚影が非常に濃いです。
1. バチ抜けパターン(2月〜5月)
春の大潮・中潮の夜、下げ潮のタイミングで「バチ(ゴカイ)」が大量に流れてきます。
平井大橋の橋脚明暗や、少し下流の木下川(きねがわ)水門周辺が好ポイントです。
おすすめルアー:
「マニック」「にょろにょろ」などの細身シンペンを表層で流します。
2. ウェーディングの注意点
遠浅の地形が続くため、ウェーディング(立ち込み)の人気スポットですが、非常に危険も伴います。
- アカエイ多発:夏〜秋はエイが非常に多いです。エイガードは必須です。
- 急な深み(澪筋):少し進むと急に深くなる場所があります。ライフジャケットは必ず着用し、単独釣行は避けましょう。
うなぎ・ハゼ・テナガエビ釣り
エサ釣り派の方にも平井エリアはおすすめです。
うなぎ釣り(5月〜10月)
夕方から夜にかけて、「ぶっこみ釣り」で天然うなぎが狙えます。
ポイント:
平井大橋の下流にあるテトラ帯や、ゴロタ石が入っているエリアの「かけあがり」を狙います。
エサ:
現地で掘ったミミズ(ドバミミズ)が最強ですが、釣具店のアオイソメでも釣れます。
ハゼ・テナガエビ(初夏〜秋)
日中のファミリーフィッシングに最適です。
ポイント:
岸際のテトラポッドの隙間や、障害物の周り。
釣り方:
のべ竿を使ったウキ釣りやミャク釣りで、テナガエビは「赤虫」、ハゼは「ホタテ」や「青イソメ」で狙います。
まとめ:マナーを守って荒川フィッシング
平井運動公園は都内でも貴重な「広い空の下で釣りができる場所」です。
- 夜釣りなら「駅周辺のコインパーキング」を使う。
- シーバスは「バチ抜け」の時期に通うのが近道。
- ウェーディングは「エイ対策」を万全に。
スカイツリーを眺めながら、大物とのやり取りを楽しんでください。

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