朝潮運河でシーバス攻略!バチ抜け最強エリアのポイントと「騒音」注意

勝どき・晴海エリアを流れ、東京湾に注ぐ「朝潮運河(あさしおうんが)」

タワーマンションの夜景が美しいこの運河は、都心からアクセス抜群のシーバス(スズキ)ポイントです。
護岸が整備されており、仕事帰りのサラリーマンアングラーに人気ですが、何と言っても春の「バチ抜け(ゴカイの産卵パターン)」では都内屈指の魚影を誇ります。

しかし、近隣は住宅街であるため、「釣り禁止」になりかねないギリギリのバランスで成り立っている場所でもあります。
この記事では、朝潮運河の攻略ポイント、シーズナルパターン、そして絶対に守るべきマナーについて解説します。

この記事のポイント

  • 特徴:橋が多く「明暗」がはっきりしている
  • 最強時期:2月〜5月の「バチ抜け」と「ハクパターン」
  • ポイント:「朝潮橋」や「黎明橋」などの橋脚周り
  • 最重要:深夜のキャスト音・話し声は厳禁!

朝潮運河のシーバス攻略ポイント

朝潮運河は全体的に水深があり、流れもしっかり効くため、シーバスが回遊しやすい環境です。

1. 橋脚の「明暗」を撃つ

このエリアには多くの橋が架かっています。夜になると街灯や橋の明かりで、水面に強烈な「明暗の境目」ができます。
シーバスはこの「暗い側」に潜み、明るい側から流れてくるエサを待ち構えています。
攻略法:
ルアーを「明るい側」に投げ、流れに乗せて「暗い側」へ送り込む(ドリフトさせる)のが鉄板パターンです。

2. 有名ポイント(橋)

  • 朝潮橋(あさしおばし):
    晴海トリトンスクエア近く。足場が良く、明暗がくっきり出る人気ポイントです。
  • 黎明橋(れいめいばし):
    川幅が広く、流れの変化が起きやすい場所です。バチ抜けシーズンは多くの釣り人が並びます。
  • 朝潮小橋(歩道橋):
    小規模ですが、手堅く釣れるスポット。歩行者が多いためキャストには最新の注意が必要です。

春は「バチ」と「ハク」の祭り

朝潮運河が最も熱くなるのは春(2月〜5月)です。

バチ抜けパターン(2月〜4月)

大潮・中潮の満潮からの下げ始めに、川底からバチ(ゴカイ類)が大量に湧き出します。
水面をニョロニョロと泳ぐバチを狙い、シーバスがボイル(捕食音)を繰り返します。
おすすめルアー:
「マニック」「にょろにょろ」「アルデンテ」などの細身のシンキングペンシル。

ハクパターン(4月〜6月)

ボラの稚魚(ハク)が大量に発生し、岸際に溜まります。
シーバスはハクの群れに突っ込んで捕食します。
攻略法:
極小のルアーを表層で引き波を立てて巻くか、ハクの群れの下を通すレンジ攻略が有効です。


【警告】釣り禁止・トラブルを避けるために

朝潮運河周辺は、高級タワーマンションが立ち並ぶ静かな住宅街です。
釣り人のマナー違反により、「釣り禁止エリア」が拡大する恐れが常にあります。

⚠️ 厳守すべきマナー

  • キャスト音に注意:静かな夜は、竿を振る「シュッ!」という風切り音が響きます。フルキャストは控えましょう。
  • 話し声厳禁:仲間と大声で話すのは絶対にNGです。
  • 歩行者優先:遊歩道はランニングや散歩の人が多いです。キャストする際は必ず後方を確認してください。
  • 立ち入り禁止エリア:工事区画や、私有地(マンション敷地内)の護岸には絶対に入らないでください。

まとめ:マナーを守れる人だけが楽しめる場所

朝潮運河は、仕事帰りにサクッとランカーシーバスが狙える素晴らしいフィールドです。

  1. 狙い目は橋の「明暗部」。
  2. 春のバチ抜けシーズンは必ず行くべし。
  3. 「音」を出さない忍者のような釣りを心がける。

この貴重な釣り場を未来に残すためにも、ルールとマナーを徹底して楽しみましょう。

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