葛西臨海公園で釣り!サビキでアジは釣れる?ポイントと駐車場情報

ダイヤと花の大観覧車やマグロが回遊する水族館でおなじみの「葛西臨海公園(かさいりんかいこうえん)」

広大な公園ですが、実は釣りをしていい場所はごく一部に限られています。
さらに、ここは**「夜間立ち入り禁止」**という、釣り場としては致命的な制限があるため、知らずに行くと「せっかく来たのに入れない!」なんてことも。

この記事では、葛西臨海公園での正しい釣りポイント(西なぎさ)、サビキ釣りの可能性、そして絶対に忘れてはいけない「閉門時間」について解説します。

この記事のポイント

  • 場所:釣りができるのは「西なぎさ」だけ!
  • サビキ釣り:アジは絶望的?水深が浅すぎる理由
  • おすすめ:夏〜秋の「ハゼ釣り」なら爆釣も!
  • 注意:17時で閉門!夜釣りはできません

釣りができるのは「葛西海浜公園(西なぎさ)」

まず、場所の勘違いを正しましょう。
観覧車がある「臨海公園」側の岸壁の多くは釣りができません。橋を渡った先にある人口の砂浜「葛西海浜公園・西なぎさ」が公式の釣り場です。

🎣 西なぎさの釣りルール

  • 釣りOKエリア:「水路側(公園側)」と、一部の「外洋側(荒川河口方面)の石積み」。
  • 釣り禁止エリア:「葛西渚橋(橋の上)」、「内側の砂浜(海水浴ゾーン)」、「東なぎさ(野鳥保護区のため立入禁止)」。

「サビキでアジ」は釣れません!その理由

「葛西臨海公園 釣り アジ」で検索する方が多いですが、残念ながらここはサビキ釣りには全く向きません。

理由:水深が浅すぎる

西なぎさ周辺は、干潮時には海底が露出するほど遠浅(とおあさ)の地形です。
アジやイワシなどの回遊魚は、ある程度の水深がないと入ってきません。若洲海浜公園のような堤防とは環境が全く異なるため、サビキカゴを投げても釣れるのは「ボラ」か「エイ」くらいです。

※どうしてもアジを釣りたい場合は、水深のある「若洲海浜公園」や「オリジナルメーカー海づり公園(市原)」へ移動することをおすすめします。


葛西臨海公園で釣るなら「ハゼ」か「シーバス」

では、何なら釣れるのか?この公園のポテンシャルを最大限に引き出すターゲットを紹介します。

1. ファミリーには「ハゼ釣り」が最強

葛西臨海公園は、都内でもトップクラスのハゼの魚影を誇ります。
水路側の石積みや、砂浜からの「ちょい投げ(※本格的な遠投は禁止)」で、夏から秋にかけて数釣りが楽しめます。
3m前後ののべ竿で、石の隙間や少し先を狙うだけで、お子様でも簡単に釣ることができます。

2. ルアーで狙う「シーバス(スズキ)」

荒川と旧江戸川という2大河川に挟まれているため、シーバスの実績は非常に高いです。
特に「荒川河口側」の石積みエリアは、ウェーディング(水に入って釣りをする)のアングラーに人気です。
※ルアーを投げる際は、周囲に人がいないか十分に確認し、アンダースローやサイドスローを心がけましょう。


レンタル・エサ・駐車場・閉門時間

釣り具レンタルはある?

公園内に釣り具屋やレンタルショップはありません。
売店(パークトレイン乗り場付近など)にお菓子や軽食はありますが、エサや仕掛けは売っていません。
最寄りの釣具店(タックルベリー葛西店など)も駅から離れているため、自宅近くで準備してくるのが鉄則です。

【最重要】夜釣りはできません!

西なぎさへ渡る「葛西渚橋」には開門時間があります。

  • 開園時間:9:00 〜 17:00(季節により延長あり)

夕方になると放送が流れ、ゲートが閉まります。夜釣りや、朝マズメ(早朝)の釣りは物理的に不可能ですので、日中のピクニックフィッシングとして計画しましょう。

駐車場

「葛西臨海公園駐車場」を利用します。
非常に広いですが、行楽シーズンは満車になることも。料金は1時間300円〜(最大料金あり)です。


葛西臨海公園の釣りポイントのまとめ

葛西臨海公園は、景色も良くトイレも綺麗で、ファミリーには最高の公園ですが、「釣りもの」を間違えると悲惨な結果になります。

  1. サビキ(アジ)は釣れない!ハゼ狙いが正解。
  2. 道具とエサは完全持参で。
  3. 17時には閉まるので、日中に楽しむ。

「サビキでアジ」という夢は一旦置いておき、のべ竿片手に「ハゼ釣り大会」を開けば、きっと楽しい休日になるはずです。

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