足立区生物園があり、冬には美しいイルミネーションでも有名な「元渕江公園(もとふちえこうえん)」。
公園の中心にあるひょうたん型の大きな池は、区内でも貴重な「公認の釣り池」となっており、週末には多くの釣り人で賑わいます。
しかも、利用料は無料です。
しかし、ここはあくまで「静かに釣りを楽しむ場所」であり、「リール禁止(投げ釣り禁止)」などの厳格なルールがあります。
この記事では、元渕江公園で釣れる魚、エサのルール、そして駐車場について徹底解説します。
この記事のポイント
- 完全無料!誰でも自由に釣りができる
- ルール厳守:リール・ルアーは禁止!のべ竿のみ
- ターゲット:ヘラブナと「タナゴ」の小物釣りが人気
- 駐車場:台数が少ないため近隣コインパ推奨
元渕江公園の釣りルール「ルアー・リールは禁止!」
無料で開放されていますが、管理された釣り場ですのでルールを守る必要があります。
- リール釣り禁止(投げ釣り禁止)
- ルアー釣り禁止
- 夜間の釣り禁止
使用できるのは「のべ竿(リールのない竿)」のみです。
バス釣り(ルアー)はできません。周囲には散歩している人も多いため、長い竿を振り回すのも控えましょう。
エサのルールに注意!
水質保全のため、「練りエサ」や「撒き餌(コマセ)」の使用が制限(または禁止)されている場合があります。
現地の釣り人の多くは、水を汚さない「アカムシ」や「ミミズ」、「グルテン(タナゴ用)」などの少量のエサを使用しています。現地の看板を必ず確認し、水を汚さない配慮をしましょう。
狙いは「ヘラブナ」と「タナゴ」
元渕江公園は、大物が釣れるというよりは、繊細な釣りを楽しむ場所です。
1. ヘラブナ・マブナ
池のメイン魚種です。常連さんの多くはヘラブナ狙いです。
水深は全体的に浅め(1m以内)なので、短い竿でも底釣りが楽しめます。
2. タナゴ・クチボソ(小物釣り)
近年人気なのが、タナゴ釣りです。
1メートルほどの短い竿と、極小の針を使って、キラキラと輝くタナゴやクチボソを狙います。足場の良いコンクリート護岸(釣り座)があるため、お子様や女性でも気軽にチャレンジできます。
※釣り具のレンタルやエサの販売はありません。近くに釣具店もないため、必ず事前に準備していきましょう。
駐車場と「生物園」について
駐車場は台数が少ない
元渕江公園には専用駐車場(第一駐車場)がありますが、駐車台数は約19台と非常に少ないです。
生物園の来園者ですぐに満車になるため、最初から近隣のコインパーキングを利用するつもりで行くのが無難です。
(周辺には「タイムズ保木間」などが複数あります)
足立区生物園がすぐそば!
釣りに飽きたら、公園内にある「足立区生物園」へ行くのがおすすめ。
入園料が安く(大人300円、小中学生150円)、昆虫ドームや大温室、金魚の大水槽などがあり、大人でも十分楽しめます。
「パパは釣り、ママと子供は生物園」といった使い方もできるのが、この公園の最大の魅力です。
まとめ:元渕江公園は「タナゴ」と「生物園」のセットで楽しもう
元渕江公園は、都内でも貴重な無料で釣りができるスポットです。
- リールは禁止!のべ竿とアカムシを持参しよう。
- タナゴや小ブナなどの「小物釣り」に最適。
- 駐車場は激戦区!コインパ利用が吉。
釣りを楽しんだ後は、ぜひ生物園にも立ち寄ってみてください。生き物好きにはたまらない一日になりますよ。

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