埼玉県の東部から東京の東側を蛇行しながら流れる「中川(なかがわ)」。
荒川や江戸川に挟まれて目立ちにくいですが、実は「天然うなぎの魚影がめちゃくちゃ濃い」川として、地元のアングラーに愛されています。
護岸が整備されており、車や自転車でのアクセスもしやすいため、夏の夜釣りに最適です。
しかし、中川は県境を跨ぐため「遊漁券」のルールが場所によって異なります。
この記事では、中川のうなぎ釣りポイント、ルールの境界線、そして釣果を伸ばすためのコツについて解説します。
この記事のポイント
- 特徴:護岸沿いに隠れる場所が多く、足場が良い
- ルール:埼玉県エリアは「遊漁券」が必要!
- ポイント:水門周りと「橋の橋脚」が鉄板
- 攻略:根掛かりが多いので仕掛けは多めに
中川うなぎ釣りの有望ポイント
中川は全体的に川幅がそこまで広くないため、遠投は不要です。
「足元の護岸際」や「少し沖のカケアガリ」が狙い目です。
1. 埼玉県エリア(三郷市・八潮市・吉川市)
上流〜中流域にあたり、水門や排水機場の周りが好ポイントになります。
おすすめスポット:
八潮市の「潮止橋(しおどめばし)」周辺や、各所にある排水機場からの流れ込み周辺。
コンクリート護岸の継ぎ目や、沈んでいるテトラポッドの隙間に良型が潜んでいます。
2. 東京都エリア(葛飾区・江戸川区)
下流域になり、潮の干満の影響を強く受けます。
おすすめスポット:
「高砂橋」〜「青砥橋」周辺や、新中川との分岐点付近。
このあたりはシーバスの外道としてうなぎが釣れることも多く、魚影は非常に濃いです。特に雨上がりの濁りが入ったタイミングは爆釣のチャンスです。
【要注意】遊漁券(ライセンス)のルール
中川で釣りをする際は、自分が「何県」にいるかを意識する必要があります。
中川の埼玉県エリア(三郷、八潮、吉川など)は、「埼玉県東部漁業協同組合」の管轄です。
- ルール:うなぎ釣りを含む「遊漁」には、日釣券(雑魚券)の購入が必要です。
- 料金:店売り400円〜500円程度(現場売りは加算あり)。
- 購入場所:近隣の釣具店(キャスティングや上州屋)で購入してください。
※東京都側(葛飾区・江戸川区)に入ると、一般的に無料(自由釣り)のエリアが多くなりますが、境界線付近で釣る場合はトラブル回避のために券を持っておくか、事前に漁協マップを確認することをおすすめします。
中川攻略のコツ:根掛かりとの戦い
中川の底は、捨て石やゴミ、自転車などが沈んでいることが多く、非常に根掛かりしやすいです。
1. オモリは「捨てオモリ」式にする
仕掛け全体を失うのを防ぐため、オモリをつなぐ糸を少し細くするか、中通しオモリではなく「三又サルカン」を使ってオモリだけ切れやすくする工夫が有効です。
2. エサは「ドバミミズ」か「テナガエビ」
- ドバミミズ:匂いで寄せる最強エサ。現地調達しましょう。
- テナガエビ:中川にはテナガエビも大量に生息しています。
現地でテナガエビを釣り、それを生き餌にして泳がせると、大型のうなぎが食ってくることがあります(特エサです)。
釣った後は「泥抜き」を忘れずに
中川は生活排水の影響を受ける都市河川です。
個体によってはかなり泥臭い・薬品臭い場合があります。
- 泥抜き期間:最低でも3日、できれば1週間、真水で飼育して泥を吐かせましょう。
- 調理:臭いが気になる場合は、蒲焼きのタレを濃いめにするか、山椒をたっぷりかけて食べるのがおすすめです。
まとめ:仕事帰りにサクッと大物狙い
中川は住宅街を流れているため、仕事終わりの数時間で勝負できるのが魅力です。
- 埼玉側で釣るなら「遊漁券」を用意する。
- 根掛かりが多いので、予備の仕掛けは多めに。
- 現地で釣れた「テナガエビ」をエサにすると激アツ。
蚊に刺され対策を万全にして、中川の極太うなぎにチャレンジしてみてください。

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