江東区の運河が交差するシンボル、「クローバー橋」。
ドラマのロケ地としても有名ですが、釣り人にとっては「ハゼ釣りの聖地」として知られています。
夏から秋にかけては、橋の下や護岸沿いで、初心者でも驚くほど簡単にハゼが釣れます。
この記事では、クローバー橋周辺でのハゼ釣りのコツ、夜釣りの魅力、そして気になる「釣ったハゼは食べられるのか?」という疑問について解説します。
この記事のポイント
- 聖地!クローバー橋の下は魚影が超濃厚
- エサ:「ボイルホタテ」が最強。虫エサ不要!
- ルール:「投げ釣り禁止」。のべ竿で足元を狙う
- 食べる?:天ぷらなら絶品!泥抜きは必須
クローバー橋・小名木川の釣りポイント
一番のポイントは「交差点」
クローバー橋は、小名木川と横十間川が十字に交わる場所にあります。
この「交差点」は潮通しが良く、ハゼが溜まりやすい一級ポイントです。特に橋脚周りや、護岸のヘチ(壁際)を狙うと、夏場なら入れ食いになることもあります。
釣り方とルール
このエリアは遊歩道が整備されていますが、「投げ釣り禁止(リール竿で遠くに飛ばす行為はNG)」の場所が多いです。
道行く人に配慮し、3.6m〜4.5m程度の「のべ竿」を使ったミャク釣り(ウキを使わず、手感でアタリを取る釣り)や、足元への垂らし釣りが基本スタイルです。
エサは「ベビーホタテ」がおすすめ!
ハゼ釣りといえば「アオイソメ(虫エサ)」が定番ですが、クローバー橋のハゼは「ボイルホタテ(ベビーホタテ)」でも爆釣します。
- メリット:スーパーやコンビニで買える。虫が苦手な人でも触れる。手が臭くならない。
- 使い方:貝柱を小さく(米粒くらい)ちぎって針に付けるだけ。
もちろんアオイソメも釣れますが、手軽に楽しむならホタテ一択です。
小名木川のハゼは食べられる?水質について
「小名木川 ハゼ 食べる」と検索する方が多いですが、結論から言うと「食べられます」。
東京湾奥の運河のため、水質はクリアとは言えませんが、ハゼ自体は美味しい魚です。
ただし、美味しく食べるためには以下の下処理をおすすめします。
- 泥抜き:釣った後、綺麗な水(水道水にカルキ抜きを入れたもの等)で数時間〜半日活かしておく。
- 下処理:頭と内臓をしっかり取り除き、塩もみしてぬめりを取る。
- 調理:唐揚げや天ぷらにすれば、臭みも気にならず、ふわふわの白身を楽しめます。
※夏場の高水温時や、雨の後で水が濁っている時は、少し臭みを感じる場合があるかもしれません。気になる方はリリースして楽しみましょう。
「夜釣り」で大型ハゼを狙う!
秋から冬(9月〜12月頃)にかけては、夜釣りもおすすめです。
- 特徴:日中よりも警戒心が薄れ、15cm〜20cm近い大型(ヒネハゼ・ケタハゼ)が岸寄りに回遊してきます。
- ポイント:常夜灯の周りや、橋の明暗部。
- 注意:住宅街が近いため、お静かに楽しみましょう。
アクセス・駐車場
- 電車:都営新宿線・東京メトロ半蔵門線「住吉駅」から徒歩約10分〜15分。
- 駐車場:近隣にコインパーキング(島忠ホームズなど)がありますが、公園専用の無料駐車場はありません。
まとめ:ホタテを持ってクローバー橋へ!
クローバー橋は、都内で最も手軽にハゼ釣りができるスポットの一つです。
- 投げ釣りはNG!のべ竿で足元を探る。
- エサはコンビニの「ボイルホタテ」で十分釣れる。
- 釣ったハゼは天ぷらで美味しくいただける。
スカイツリーを眺めながら、のんびりと江戸前のハゼ釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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