大田区東海エリア、京浜運河に面したプロムナードが続く「東海緑道公園(とうかいりょくどうこうえん)」。
メジャースポットである「大井ふ頭中央海浜公園」と「東海ふ頭公園」の間に挟まれたこの公園は、釣り人にとっては「意外と空いている穴場」です。
整備された遊歩道から安全に釣りができるため、秋のハゼ釣りシーズンには地元のベテランたちが静かに釣果を伸ばしています。
この記事では、東海緑道公園で釣れる魚、釣り場の特徴、そして利用すべき駐車場について解説します。
この記事のポイント
- 穴場スポット!隣の公園より空いていることが多い
- ハゼ釣り天国:夏〜秋はのべ竿で数釣りが楽しめる
- ルール:「投げ釣り禁止」。ヘチ(足元)狙いが基本
- 駐車場:公園専用はナシ。「東海ふ頭公園」の駐車場を利用
東海緑道公園の釣りエリアとルール
釣り場は「運河沿いの遊歩道」
公園全体が京浜運河に面しており、長い距離にわたって釣りが可能です。
足場は石積みやコンクリートで整備されており、柵がない場所も多いですが、水面との距離が近いため釣りやすいのが特徴です。
主なルール
- 投げ釣り禁止(振りかぶって投げる行為)
- 撒き餌(コマセ)禁止(東京都条例)
- 火気厳禁(BBQ等はできません)
背後は緑道(散歩道)になっており、ジョギングやサイクリングの人も通ります。
竿を大きく振りかぶる投げ釣りは禁止されています。アンダースローでのチョイ投げや、足元を探る釣りに徹しましょう。
釣れる魚:ハゼとシーバス
1. ハゼ(マハゼ)
この公園のメイン・ターゲットです。
釣り方:
岸際(ヘチ)にゴロタ石が入っている場所が多く、ハゼの隠れ家になっています。
3.6m前後の「のべ竿」で、ウキ釣りやミャク釣りをするのが一番楽しめます。リール竿を使う場合も、遠投せず5m〜10mほど先のカケアガリを狙うだけで十分です。
2. シーバス(スズキ)
京浜運河はシーバスの魚影が濃いエリアです。
夜釣りで電気ウキを使ってエサ(アオイソメ)を流すか、足元のテトラや岩周りを狙うと、フッコクラスがヒットします。
※ルアー釣りについては、近隣の公園(東海ふ頭公園など)で禁止されている場所が多いため、ここでもトラブル防止のため推奨はされません。行う場合は周囲に十分配慮し、遠投は避けましょう。
駐車場とアクセス情報
駐車場は「タイムズ東海ふ頭公園」が便利
東海緑道公園自体には駐車場がありません。
しかし、公園の南端は「東海ふ頭公園」と接続しているため、そちらの駐車場を利用するのが最短ルートです。
- 名称:タイムズ東海ふ頭公園
- 台数:約39台
- 料金:30分 200円(24時間最大 800円〜)
- アクセス:駐車場から緑道公園までは徒歩すぐです。
※北側(大井ふ頭中央海浜公園側)からアクセスする場合は、「大井ふ頭中央海浜公園 第二駐車場」も利用可能です。
トイレ・コンビニ
- トイレ:緑道公園内にはトイレが少ないため、隣接する「東海ふ頭公園」や「大井ふ頭中央海浜公園」のトイレを利用することになります。
- コンビニ:近くにコンビニはありません。飲み物や軽食は必ず持参しましょう。
まとめ:静かにハゼを釣りたいならここ!
東海緑道公園は、メジャーな公園の陰に隠れた優良スポットです。
- 大井ふ頭や城南島が混んでいる時の「逃げ場」として最適。
- ハゼ釣りなら「のべ竿」で手前の石積みを狙う。
- 駐車場は「東海ふ頭公園」のタイムズを使う。
工場の夜景やモノレールを眺めながら、静かな運河でハゼのアタリを楽しむ。そんな通な釣りができる場所です。

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