お台場のダイバーシティ東京(ガンダム)の海側に位置する「都立潮風公園(しおかぜこうえん)」。
レインボーブリッジや東京湾の夕日を一望できる最高のデートスポットですが、実はシーバス(スズキ)の魚影が濃いことでも知られています。
しかし、お台場エリア特有の「厳しいキャスト制限(投げ釣り禁止)」があるため、本格的なルアーマンには不向きな側面もあります。
この記事では、潮風公園でルアー釣りをする際の注意点、水深と根掛かり、そして駐車場情報について徹底解説します。
この記事のポイント
- ルール:「振りかぶるキャスト」は全面禁止!
- ルアー:足元の「ヘチ釣り」や「アンダースロー」なら可
- 水深:全体的に浅く、底は岩だらけ(根掛かり注意)
- 駐車場:「北」と「南」があり、最大料金設定あり
潮風公園の釣りルール「ルアーは投げられない?」
検索で「潮風公園 ルアー」と調べる方が多いですが、この公園には他の港湾公園と同様の厳しいルールがあります。
- 投げ釣り禁止(オーバーヘッドキャスト、サイドスロー禁止)
- 撒き餌(コマセ)禁止
- 立ち入り禁止エリアに注意(北側エリアの一部などは工事や管理のため閉鎖されている場合があります。現地の看板に従ってください)
ルアー釣りをするなら「ヘチ」か「アンダースロー」
「ルアー禁止」とは書かれていませんが、「投げ釣り禁止」のため、遠投が必要なシーバス釣りは実質不可能です。
可能なのは、以下のスタイルに限られます。
- ヘチ釣り(岸壁ジギング):足元の岸壁沿いを探る釣り。
- アンダースロー(下投げ):竿の弾力を使って、軽く前に飛ばす程度のチョイ投げ。
※後ろを通る観光客やランナーに配慮し、長い竿を振り回す行為は絶対にやめましょう。
水深とポイント「根掛かりの罠」
潮風公園で釣果を上げるために知っておくべき地形の特徴です。
水深は浅い!
「潮風 公園 水深」で気にする方も多いですが、このエリアは全体的に浅めです。
手前は干潮時に底が見えるほどで、沖へ投げても水深はあまりありません。
そのため、青物などの回遊魚よりも、浅場に入ってくるシーバスやクロダイ、ハゼがメインターゲットになります。
底は「ゴロタ石」で根掛かり多発
海底には「ゴロタ石(大きな石)」が多く沈んでいます。
これは魚の隠れ家になる一方で、釣り人にとっては「根掛かり地獄」を意味します。
ルアーを底まで沈めてズル引きすると、高確率でロストします。ウキ釣りで底を切るか、根掛かりしにくい仕掛けを選びましょう。
駐車場情報「北と南どっちがいい?」
潮風公園には2つの駐車場があります。釣り場に合わせて使い分けましょう。
1. 潮風公園 第一駐車場(北)
ガンダムや売店に近いメインの駐車場です。
- 台数:134台
- 料金:1時間400円、以降30分200円(入庫後12時間最大1,600円)
- おすすめ:公園北側の護岸で釣る場合や、帰りにダイバーシティへ寄りたい場合。
2. 潮風公園 第二駐車場(南)
「船の科学館」寄りにある、少し小さな駐車場です。
- 台数:約27台(※台数が少ないので注意)
- 料金:北側と同じ(最大料金あり)
- おすすめ:南側の護岸エリアで静かに釣りたい場合。
まとめ:お台場観光のついでに楽しむ釣り場
潮風公園は、ガチで釣果を求める場所というよりは、「お台場の景色を楽しみながら、少し竿を出す」くらいのスタイルが適しています。
- ルアーの遠投は禁止!足元やショートキャストで。
- 水深が浅く、根掛かりしやすいので予備の仕掛けは必須。
- 駐車場は「最大料金」があるので長時間でも安心。
買い物の待ち時間に、レインボーブリッジを見ながらのんびりハゼ釣りやシーバス狙い。そんなアーバンサイドな釣りを楽しんでみてください。

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