大田区の工業地帯、首都高の高架下にひっそりと佇む「東海ふ頭公園(とうかいふとうこうえん)」。
ここは運河に囲まれた絶好のロケーションで、特に夏から秋にかけての「ハゼ釣り」は都内でもトップクラスの実績を誇ります。
また、予約不要・無料でバーベキューができる数少ない公園でもあります。
しかし、釣りに関しては「ルアー禁止」などの厳しいルールがあり、知らずに行くとトラブルになることも。
この記事では、東海ふ頭公園のルール、釣れる魚、そして気になる駐車場情報について徹底解説します。
この記事のポイント
- 最重要ルール:「ルアー釣り」は全面禁止!
- 駐車場:隣接するコインパーキングあり(最大料金800円)
- ターゲット:ハゼ(爆釣)、シーバス(エサ)、クロダイ
- BBQ:予約不要・無料で利用可能(高架下エリア)
【最重要】東海ふ頭公園の釣りルール「ルアーは禁止!」
まず最初に、絶対に守らなければならないルールをお伝えします。
- ルアー釣り禁止(ワーム含む疑似餌の使用NG)
- 投げ釣り禁止(振りかぶって投げる行為)
- 撒き餌(コマセ)禁止(東京都の条例による)
「東海ふ頭公園 ルアー 禁止」で検索する方が多い通り、ここはシーバスの魚影が濃いにもかかわらず、ルアー釣りは明確に禁止されています。
過去に釣り人のマナー問題などがあり、看板で禁止が明記されました。シーバスやマゴチを釣りたい場合でも、エサ釣りで狙う必要があります。
釣れる魚:ハゼが最強!シーバスはどう釣る?
1. ハゼ釣り(夏〜秋)
この公園のメインイベントです。
水深が浅く、手前は石積みになっているため、のべ竿やリール竿での「チョイ投げ(アンダースロー)」でハゼが面白いくらい釣れます。
エサはアオイソメが基本です。お子様との釣りにも最適です。
2. クロダイ(チヌ)
石積みの際(キワ)にはカニやエビが多く、クロダイが居着いています。
ルアーは禁止なので、カニなどをエサにした「ヘチ釣り」や「落とし込み」で狙うのが正解です。
3. シーバス(スズキ)
ルアー禁止ですが、シーバスはいます。
夜釣りでアオイソメを使った「電気ウキ釣り」なら、ルールを守ってシーバスを狙うことができます。特にバチ抜けシーズン(春)はエサ釣りが有利です。
4. マゴチ・サビキは?
- マゴチ:釣ったハゼを泳がせれば狙えますが、投げ釣り禁止のため広範囲を探れず、難易度は高いです。
- サビキ釣り:水深が浅く、条例で「撒き餌(コマセ)」が禁止されているため、サビキ釣りには不向きです。
駐車場・BBQ・レンタル情報
駐車場はある?
「東海ふ頭公園 駐 車場」で悩む方が多いですが、現在は公園に隣接して「タイムズ東海ふ頭公園」があります。
以前は路上駐車が問題になっていましたが、今は安心して車で行けます。
- 台数:39台
- 料金:30分200円(24時間最大800円)
- 特徴:24時間入出庫可能、トイレのすぐ近く。
予約不要!バーベキューエリア
公園内の高架下広場周辺は、バーベキュー可能エリアとして開放されています。
- 料金・予約:不要(無料)
- 利用時間:日の出から日没まで
- ルール:直火禁止(コンロ必須)、ゴミは完全持ち帰り、機材・食材はすべて持参 [3.2, 3.6]。
高架下なので日差しや多少の雨を凌げるのがメリットですが、レンタルや売店は一切ないため、完全なアウトドア慣れしている方向けです。
レンタル・買い物
公園周辺にコンビニや釣具店、レンタルショップはありません。
エサや仕掛け、飲み物は必ず事前に購入してから向かいましょう。
まとめ:ルアーを置いて、のべ竿を持とう
東海ふ頭公園は、都会の隠れ家的な素晴らしい公園です。
- ルアーは絶対禁止!エサ釣りで楽しむこと。
- ハゼ釣りなら都内最強クラス。
- 駐車場は「タイムズ」を利用すれば安心。
- BBQは無料だが道具・食材は完全持参。
ルールを守って、のんびりとハゼの小気味よい引きを楽しんでください。

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