春海橋公園で釣りはできる?夜景・ロケ地と駐車場・バイク事情

豊洲の商業施設「ららぽーと豊洲」の目の前に広がり、海に浮かぶ廃線跡(旧晴海鉄道橋)のライトアップが幻想的な「春海橋公園(はるみばしこうえん)」

ドラマや映画のロケ地としても有名で、夜には多くのカップルやカメラマンで賑わいます。そんなロマンチックな場所ですが、実は「シーバス(スズキ)」の超一級ポイントでもあります。

しかし、ここは釣り専用施設ではありません。「釣り禁止エリアはある?」「バイクはどこに停める?」といったルールやアクセス事情を知らないと、トラブルになる可能性が高い場所です。

この記事では、春海橋公園での釣りのルール、狙える魚、そして夜景撮影やアクセスの注意点までを徹底解説します。

この記事のポイント

  • 釣り事情:シーバスの聖地だが「投げ釣り」は厳禁!
  • ロケ地:ドラマやアニメの舞台として有名な夜景スポット
  • 駐車場:公園専用はナシ。ららぽーと活用術
  • バイク:意外と困る「バイク置き場」の正解

春海橋公園ってどんな場所?釣りはできる?

春海橋公園は、江東区豊洲と中央区晴海を結ぶエリアにある海上公園です。きれいに整備された遊歩道(プロムナード)が特徴です。

Q. そもそも釣りをしていいの?

A. 基本的に可能ですが、制限が非常に厳しいです。
春海橋公園の多くのエリアは「釣り禁止」とは明記されていませんが、「投げ釣り禁止(振りかぶる行為禁止)」です。
また、背後をランニングする人や通行人が非常に多いため、竿を大きく振る行為は大変危険です。ルアーを投げる際も、アンダースローで静かにキャストする必要があります。

⚠️ 注意エリア
※「ガスの科学館」前のデッキや、一部の狭い通路など、「釣り禁止」の看板がある場所では絶対に竿を出さないでください。
また、ららぽーと豊洲の敷地内(ドック周辺)も釣り禁止エリアが含まれるため、現地の看板を必ず確認しましょう。

春海橋公園の釣り攻略:ターゲットは「シーバス」一択

この公園でサビキ釣りをしている人はほとんどいません。狙うべきは、東京湾奥の代名詞「シーバス(スズキ)」です。

なぜシーバスが釣れるのか?

春海橋公園周辺は、運河が狭まっており潮通しが良いこと、そして常夜灯や橋脚の明暗部(ライトアップの光)がはっきりしているため、シーバスが餌を待ち構える絶好の狩場になっています。

攻略のコツ

  • 夜釣りがメイン:昼間は人通りが多く釣りづらいため、人が減る夜間~深夜がメインです。
  • 足元~近距離狙い:遠投はできません。岸壁際(ヘチ)や、明暗の境目をショートキャストで通します。
  • タモ網は必須:水面までの高さがある場所が多いため、5m以上のタモ網がないと魚を取り込めません。

「夜景」と「ロケ地」としての魅力

釣れない時間は、竿を置いて景色を眺めるだけでも価値があります。春海橋公園は「撮影スポット」としても超一流です。

幻想的な「廃線跡」のライトアップ

公園のシンボルとなっているのが、海の上に残された赤い鉄橋「旧晴海鉄道橋」です。かつての貨物線の跡地で、現在は遊歩道へとリニューアル工事が進んでいますが、夜にはライトアップされ、水面に映る姿が非常に幻想的です。

ドラマ・アニメの聖地

「春海橋公園 ロケ地」で検索される通り、数々の作品に登場しています。

  • ドラマ:「おっさんずラブ」などの人気ドラマで、ベンチに座って話すシーンなどによく使われます。
  • 撮影許可:商業用の撮影(YouTuber含む大規模なもの)には許可が必要ですが、個人の記念撮影やスナップ程度なら問題ありません。ただし、三脚を立てて通行の邪魔にならないよう配慮しましょう。

アクセス・駐車場・バイク事情

最寄り駅とアクセス

  • 東京メトロ有楽町線 / ゆりかもめ「豊洲駅」から徒歩3~5分。
  • ららぽーと豊洲を目指して歩き、海側に出ればそこが公園です。

駐車場はある?

公園専用の駐車場はありません。
車で来る場合は、以下の2択になります。

  1. ららぽーと豊洲の駐車場:
    一番近くて便利です。「最初の1時間無料(※カード会員等の条件あり)」などのサービスがありますが、長時間停めると料金が高額になるので注意が必要です。
  2. 近隣のコインパーキング:
    豊洲エリアは駐車料金が高めです。夜間最大料金がある場所を探しましょう。

【重要】バイクで行く場合の注意点

「春海 橋 公園 バイク」で調べるライダーが多いですが、公園内へのバイク乗り入れは禁止です。遊歩道にバイクを停めて釣りをすることはできません。

正解は「ららぽーと豊洲のバイク駐輪場」:
ららぽーとにはバイク駐輪場が整備されています(入庫後数時間無料などの設定あり)。ここに正規に停めてから、歩いて釣り場へ向かうのが最も安全で確実です。


まとめ:マナー最優先で楽しむ「大人の釣り場」

春海橋公園は、釣果と夜景の両方を満喫できる贅沢なスポットですが、ファミリーフィッシングや数釣りには向きません。

  1. 釣り禁止エリア・投げ釣り禁止を厳守する
  2. 通行人・ランナーを優先する(キャスト時注意)
  3. バイクはららぽーと等の駐輪場へ

「仕事帰りにふらっと夜景を見ながら、ルアーを数投してシーバスを狙う」。そんなスマートなスタイルが似合う釣り場です。

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